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2014.06.2801:43

江戸川乱歩『蟲』

こんにちは。先日『蟲』を読んだnexaです。

『蟲』は江戸川乱歩が昭和4年(6、7月)に雑誌『改造』に発表した小説です――


主人公柾木愛造は厭人病(今でいう対人恐怖症)の27の男。
親の遺産で屋敷を借りて、その土蔵に閉じこもっている。

あるとき彼は唯一の友人池内光太郎の紹介で、女優木下芙蓉と「再会」する。
小学校時代、柾木愛造は木下芙蓉に熱烈な慕情を抱いていたのだ。
柾木愛造の木下芙蓉への慕情は再燃。

柾木愛造は自動車を雇って木下芙蓉を送る。その車内で木下芙蓉の手を握るが、木下芙蓉はそれを嘲笑う。
柾木愛造の木下芙蓉への慕情は、憎しみに変わる。
柾木愛造は木下芙蓉と池内光太郎の逢い引きの現場を突き止め、それから二人の逢い引きを毎回覗き見るようになる。

柾木愛造は自動車の運転を覚え、タクシーになりすまして木下芙蓉を乗せ、殺害して土蔵に死体を連れ込む。

「文子さん(木下芙蓉の本名)、あなたはとうとう僕のものになりましたね」
柾木愛造は木下芙蓉の美しい死体と幸せな時間を過ごす。
こんな幸せな時間が永遠に続けばいいのに――
――そこで柾木愛造は恐ろしいことに気づく。
死体はいずれ、極微有機物――蟲――の働きにより腐る。

柾木愛造は焦る。
注射器と防腐剤を買い、注射しようとするもののうまくいかない。
死体には死斑が現れ、硬直し、姿を変えてゆく。
化粧を施すと死体は美しい姿を取り戻すが、それも一時しのぎ。
死体はついにある朝、醜く膨らみあがる。

数日後、土蔵の中から二つの死体が発見された。
柾木愛造は、木下芙蓉のはらわたに顔をうつぶせにし、彼女の腐乱した脇腹に指先を突っ込んで死んでいた。


――こんな物語で、一般には気持ち悪い恐ろしい小説として読まれるようです。乱歩自身も「それ(目に見えない極微の虫)が死体を、スロー・アンド・ステディに腐蝕して行く恐怖が、この小説の中心題目であった」と言っています。
しかし、私の読後感は極めて爽快そのものでした。
だって、苦しい愛の果てに本の束の間、愛しい人の死体と幸せな時間を過ごせるだなんて、とてもロマンチックじゃあありませんか!
その腐っていく悲しみは恐怖ではなく同情を誘います。
私たちネクロフィリアは誰でも、愛する死者と一緒にいるとき、いつまでも一緒にいたいと思うものです。しかし、死体というのは腐ってゆくものなのです。
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