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2013.11.1904:56

『図説食人全書』

こんにちは。久しぶりにブログを見てみたら「上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。」と表示されていて、久しく更新していないことに気づいたnexaです。

なにか更新しないと、と思って、最近読んだ『図説食人全書』の感想を書くことにしました。北京原人やネアンデルタール人の時代から現代まで、食人は絶えることなく続いてきた人類の文化であることが書かれています。そして古今東西の食人を紹介し、最後の章ではこれからの食糧危機の時代を人を食べることで乗り切ろうと主張しています。


食人と屍姦

この本は食人の話がメインなので、屍姦の話はあまりでてきません。佐川一政の話ですら、屍姦シーンはカットです(370ページ)。

しかし、セックスと食人の間には深い関係があます。セックスの最中に相手を噛み、食べようとする本能が人間にはあるようです(313ページ)。噛み付いて殺せば屍姦になります。

ギニアで若い女性を強姦したあとに殺して食べた話が載っていますが、屍姦はしなかったのでしょうか。他にも、強姦したあとで殺す話は多くあるようですが、殺してから強姦する話はあまりないようです(300ページ)。不思議です。

トゥピナンバ族には、子供に敵の死体を触らせ、殴らせるなどして復讐を教育する文化があるといいます(37ページ)。思春期の男の子なら敵の女の子の死体とセックスすることで、敵を殺す楽しさをより体得できるでしょう。

赤道ギニアには人間の生殖器の密売網があるという話があります(98ページ)。これは性的な楽しみのために使われるのでしょうか。

親の遺体を食べることが禁じられている部族は、他の人と親の死体を交換して食べるそうです(136ページ)。屍姦についても、自分の身内が死んだときなどにお互い死体を交換してスワッピング屍姦する習慣がほしいものですね。

この本を読んで、いくつか新たに屍姦事件の情報を仕入れました。マルセラ・コスタ・デ・アントラデは14人のストリートチルドレンの少年を殺して屍姦し、1991年に逮捕されました。フレデリック・ウエストは妻とともに少女たちを誘拐して強姦、拷問、殺人などをし、1994年に逮捕されました。調べてみたところ、本人が自殺したため屍姦をしたかどうかはわからないようです。


美味しい食べ方

この本で一番参考になるのは、人の肉を食べるのに適した美味しい調理法が多く紹介されていることです。なにしろ実際に長きにわたって人を食べてきた人たちが実際に色々と試してこれが一番美味しいという結論を得た調理法なのです。

部位別に名称が書かれている図版があり、部位ごとに調理するときの参考になります(108ページ)。

一番参考になるのは第5章「人食い人種の慣例的料理」でしょう。「肉の保存」の節では、洞窟の中で保存する方法、燻製にする方法、生かしたまま少しずつ肉をそいでいく方法などが紹介されています。

調理法も実に豊かです。日の通し方だけで、ロースト、蒸す、煮る、燻製といったものが紹介されています。またココナッツ、バナナ、いも類などを添えると美味しいようです。

人種によって味も違うようで、好みは民族によって分かれるといいます。しかし、白人、とくにスペイン人はほとんどの人の口に合わないようです。またアメリカ人はまずすぎて食べられないという人もいます。

他の章にも、たとえば香辛料を効かせると美味しいと書いてあります(88ページ)。また、ブラジルのインディアンに伝わるおいしい煮込みの作り方のレシピも載っています(345ページ)。「まずよく加熱して死体が骨から外れる状態にする。肉を細かく切り、しばらくおく。バナナの果肉に普通の水を加えてピューレを作る。ピューレを入れた中鍋に人間の死骸を一リットル加えて、ゆっくりと混ぜる。ペーストの色が徐々に濃くなる。かき混ぜてから供する」。

南フランス流の甲状腺のアントレもおいしそうです(382ページ)。また、各部位ごとによい料理法があるようです(413ページ)。そして、各部位と合うワインがあるようです(411ページ)。足の指冷製、アスパラガス添えにはボージョレ・ヌーボーが合うそうですよ。


ただしちょっと残念なところも

又聞きの話が多く、特に日本に関わる事件は調べてみてもソースが見つからないものが多くあります(231ページ、307ページ)。佐川一政事件について言及している西洋のコメンテーターたちは、イアン・ブルマ(しかも「ブルナ」と誤植しています)以外、ソースが見つかりません。はたして実在するのでしょうか。このあたりがこの本の信憑性を損ねています。

ゲイリー・ハイドニク事件の顛末も実際とはだいぶ異なっています(352ページ)。

著者は日本学者ではないので仕方がないことですが、日本では常識に属することなのに書かれていないこともあります。血液と母乳が関連付けられる文化が多くあることは書かれていますが、古代の日本語で血液も母乳もさらには霊力も「チ」という同じ単語で表されていたことは有名です(295ページ)。また、人を模した食べ物が愛されている話が書かれていますが、広島名物もみじ饅頭は初代総理大臣伊藤博文が女性の手を美味しそうだと言ったところから女性の手を模して作られたという話も書かれていません(315ページ)。「食べる」という意味の単語が「セックスする」の意味になる言語としてグアヤキ語、トゥピ語、ヨルバ語が挙げられていますが、日本語にも「女の子を食べる」という表現があります(315ページ)。

しかしながら、博覧強記にさまざまな情報を集めて書いているので情報が多く読みごたえがあります。

まとめ

しかしこうしてみると、食人に比べても屍姦はマイナーなようで残念です。食人に関する記述は聖書にもありますが、屍姦はないようです(205ページ)。ウィキペディアも、カニバリズムの項目のほうが情報が豊富です。

それにしても、読みすすめるたびに食欲がそそられ、お腹が空いてくる本でした。みなさんもぜひ読んでみてください。
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