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2013.08.1423:38

南方熊楠の「屍愛について」

こんにちは。nexaです。




南方熊楠ってご存知ですか?有名な博物学者ですね。実はその彼が、屍姦についての論文を書いているんです!

屍愛について   南方熊楠

「屍愛」!屍姦が死体に対する愛に満ちた行為であることがよくわかる、いい言葉ですね!

ぜひ読んでみてください!と言いたいところですが、長くて読むのが大変だと思ったので、要約してみました。




・『雨月物語』に、僧が少年を屍姦して食べた話がある。(追記・『続本朝往生伝』にある寂昭の話がこの話の原型か)
・『千尋日本織(ちひろやまとおり)』に、道心が上人に、屍姦を告白する話がある。道心が出家する前に勤めていた武家の美しい娘が病死し、屍姦するが、そのせいで鼻が落ちてしまう。道心はその娘の幽霊が毎夜来ると言い、上人はその幽霊を退散する。
・梅毒を「ひえ」と呼ぶのは「冷え」切った死体とセックスすることでなると信じられたからだという。明治18年、屍姦すれば梅毒が治ると信じた人が捕まった。病毒を元のところ返すということか。
・『元亨釈書』に、妻を失った寂昭が屍姦し、妻の死体が腐っていくのを見て出家した話がある。(追記・似た話が『仏説如来不思議秘密大乗経』にある)
・『宇治拾遺』に、妻の死体と屍姦してキスしたところ腐臭がひどくて葬った話がある。
・『観仏三昧海経』に、淫女を改心させるために釈迦が美少年を作って会わせた。美少年は自殺して死体が腐ったが、淫女から離れなかった。淫女は改心して釈迦に救われた話がある。
・『仏説如来不思議秘密大乗経』に、菩薩が美女になって男子とセックスし、すぐに死んで腐る。男子がそれを見て逃げ去るとき、仏法を説いて改心させた、という話がある。
・『三河雀』に、定基の愛した女、力寿が死ぬとき、定基がキスなどをし、輪廻しても惑いの種になった話がある。
・『源氏物語』に、紫の上の死体が生きている頃より美しかった話がある。ローマ帝ネロが母アグリッピナの死体の美しさを褒めた話に似る。
・明治8年、男が恋していた女の死体を掘り出したところ、蘇生した。二人は結婚した。
・『淵鑑類函』、『後漢書』に、赤眉の賊が墓を盗掘して呂后(71)の死体を犯した話がある。
・『列異伝』に、馮夫人の死後70年後、泥棒が墓を暴くと死体が美しかったので屍姦し、死体を取り合って殺し合った話がある。
・『聊斎志異』に、仇討ちをした少女が首吊り自殺をし、仇の下僕たちが屍姦しようとしたところ死んだため、少女を神のように敬った話がある。
・『四分律蔵』は、屍姦を偸蘭遮や波逸提という罪であるとしている。
・『十誦律』に、難提比丘が馬と屍姦する話がある。
・妙光女の死体を盗賊たちが犯して金銭を置いていった話がある。『水鏡』に似た話がある。
・イタリア小説、シンチオの『エカトンミチ』やバンデロの『ノヴェレ』にも屍姦の話があったか。
・ボールの『色痴篇』に、僧が屍姦する話がある。
・プラントームの『艶婦伝』に、ダルマチアの士人が姦夫を殺し、その死体と姦婦寝させたところ屍臭で数日中に姦婦が死んだ話がある。
・ヘロドトスの『史書』に、エジプトのミイラ職人に女性の死体を渡すとき、屍姦されないように3~4日してから渡した話がある。またギリシアのコリンチアの王ペリアンドロスが亡き妻メリッサの霊を呼んだところ、自分が本物のメリッサの霊である証拠にと、王に屍姦されたと二人しか知らないはずのことを言った。(「釜」についての考察は屍姦と関係ないので省略)
・神学者アベラールと修道女エロイサは愛しあっていた。エロイサの遺言で死後エロイサの死体をアベラールと同じ墓に収めようとしたところ、アベラールの死体がエロイサの死体を抱きしめたという。後燕の昭文帝の死体も似たようなことをしただろうか(昭文帝の話は屍姦と関係ないので詳しくは省略)。
・『今昔物語』に、霍光が妻の死体に朝夕食物を備えていたところ妻が復活し、驚いて逃げようとすると腰を叩かれて腰痛で死んだ話がある。
・ソーシーの『懺悔篇』に、アンリー三世が賎しい身分の少年の死体のアナルにキスした話がある。
・ボールの『色痴篇』に吸血鬼を屍愛と同じとしているが、違う。
・墓やモルグで霊とセックスした話が諸国にあるが、屍姦と関係があるだろう。
・『捜神記』に、辛道度という者が秦王の娘の霊と三晩の間夫婦になる話がある。秦王妃が話を聞いて墓を空けてみると、死体にはセックスした跡があったという。
・『法苑珠林』に、武都の太守李仲文の娘の霊が次の太守の息子とセックスした話がある。仲文が墓を開けてみると、死体にはセックスした跡があったという。
・同じ書に、寺に置いてあった娘が寺に泊まっていた学生と恋仲になる話がある。
・似た話が、ボールの『色痴篇』、『続沙石集』、『本朝虞初新誌』にもある。




うーん、さすが南方熊楠、物知りですねえ・・・。

要約だけでも読むのが大変だったと思います。お疲れ様です!

でも、屍姦しいモノの創作物のネタになりそうなお話がいっぱいあったと思います。

それでは☆
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非公開コメント

素晴らしいですね

南方熊楠先生は菌類の研究のイメージが強かったのですが

このような論文も書いてらっしゃったのですね!

知らなかったです


「屍愛」って、素敵で浪漫チックな言葉ですね

死体好きな方の間で広めたい言葉です^^

広めてください

コメントありがとうございます。

南方熊楠はいろいろな方面に才能を持っていたのです。
「屍愛」、広めてください。
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ツイッターではファンタジーなフィクションで死体愛を語っていますが、ブログでは中の人のちょっぴりリアルな素顔も見せちゃいます。幻想を壊されたくない方はご注意を。

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